風になった瞬間
大学時代に自動車の運転免許を取得しました。
もれなく?50ccが運転できることを知り、実家にあったスクーターを始動させました。
加減もよくわからないまま、思いっきりアクセルを回したら、ものすごいスピードで駆け抜けていきました。
「うわあああああ、風になったあああああ!」と叫んでいました。
「この面白い乗り物は、もっと大きければ、もっともっと風になれるんだろうな」と思いました。
そして、ふと、小さい頃、今は亡き父が、バイクの後ろに私をちょこんと乗せて、走っていた感覚が蘇りました。
風が気持ちいいなあと思って後ろに乗っていたこと、風にのせてずっと大声で歌を歌っていたことなど、
「あ〜あの時から繋がっていた気持ちだったんだ」と思い出したのです。
これが、私のバイクの原点です。
「車の免許をとって、50ccに乗ってみた」という方は多いようです。
その時、「こわい!」と思うか、私のように「面白い!」と思うかで、
その後、バイクに乗る率が変わってくるようです。
実は、今ままでのすべての場面の中で、一番「風になった」を体験した瞬間です。
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